Project
Re-EXIST 再びそこに存在すること リブアートの動態保存プロジェクト

建物を壊すことを極力避けたい。
それがリブアートの思いのひとつです。

木材は長い年月を経て成長します。
そして建物の一部となっても成長を続け
上質の素材へと変化していくと言われています。

長い年月の中で美しく成長した素材を
残していくことは、 建物づくりに関わる
私たちにとって大切な仕事だと考えます。

先人の残した価値ある建物には、手間と知恵が
充分にそそがれています。人の手がかけられた
建物には人を魅了するちからがあります。

そのちからを絶やす事無く、歴史的・文化的価値の
ある建物をきちんとした状態で保存していくこと。
それは、現在では不可能となりつつある技術を
次の世代へと受け継いでいくことに
つながるのではないでしょうか。

古い建物であっても、シンプルで良い素材を新たに
組み合わせることにより建物は息を吹き返すのです。
住み継いでいくことで、新たな息吹を建物に
吹き込んでいく仕事を、建物づくりに携わる
全ての人に伝えていくことができればと思います。

たとえどんなに時代が変わったとしても、
本当に良いものを感じる心はいつの時代も
変わらないのではないかと信じています。

長谷川邸

完成年は不明ですが、主屋部分の経年の度合いや建築様式から19世紀前〜中期の遺構ではないかと推測され、京町家の影響を受けた建築様式となっています。現存する明治27年(1894年)の図面を元にして建物を今から120年前の姿に近いかたちで修復することとなりました。

山田邸

この建物は外部内部共に当初の状況がよい状態で維持保存されており、日本におけるアールヌーボー様式の作例として貴重な存在であり、片岡安の手による住宅遺構としても稀少なものとされています。

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